★坂道に漂う、某おスナックママの人生の巻。
2014年2月13日(木)
つー按配で、千駄ヶ谷の展覧会はおかげさまで好調であります。皆様有り難うございます。
そんな絶好調な今日この頃、昼メシでそばを食いに行った帰り、すさまじく絶不調なお方にバッタリ出くわしてしまいました。 去年の暮れに、店を閉めた四谷三丁目・荒木町の某おスナックママであります。
坂の上から、ガードレールにしがみつきつつヨタヨタと歩ってるババアに目が留まり、よく見たらその店のママさんでした。
つい三、四年前まで、網タイミニスカ姿でお色気を振りまいていたママが、すっかりおバアさんになってたのでビックヒしました。
話を聞くと、昨晩、睡眠薬を飲んで、自宅のマンションの窓から飛び降りて死のうとしたそうであります。
「昨日ソチでジャンプやってたでしょ。アタシも飛ぼうと思って」なんて真顔で言うのであります。
そんなことを思い詰め、長時間ジッとしていたら、腰が曲がってしまったのだそうです。
「おめ、しっかりしろ」と元気づけるとニコッと笑い、「これから整形外科行ってくる」と言って、またヨタヨタと坂を下りて行きました。
三十数年間、お店を営業してきたママさん。ど派手なピンクのコートに、じゃらじゃらと首飾りをブラ下げヨタヨタと歩く後ろ姿に、水商売人の威厳が貼り付いているよーで、すこぶる絵になっておりました。
つー訳で、あるおスナックママの人生が、プ~ンと漂う四谷三丁目の街角の巻でございました。たらみゃん。
★おスナック高樹HP www.snacktakagi.jp